来る8月9日(土曜日)は、新仏・水子を初め各家諸霊を供養する粉河寺伝統のお盆の行事 -施餓鬼会-です。
当日は午前4時より午後10時まで絶えることなくお参りの方が来寺されます。
紀ノ川流域の当地方では、
『盆の九日~ 粉河の施餓鬼~ 親のない子は水向けに~』
と謡われている伝統のある行事です。
〔施餓鬼会での回向のお申し込み・お問い合わせは、
0736-73-4830(AM:8:00~PM:5:00)までご連絡ください〕
お釈迦様の誕生を祝って行う法要 ~灌仏会(かんぶつえ)~ を4月8日(火)に執り行いました。
当日は天候にも恵まれ、且つ桜の花が満開で一番の見頃を迎えているということもあって、たくさんの方が参拝に訪れました。
当山粉河寺でも、様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)を作り(写真下)、来寺の皆様が誕生仏に甘茶をかけられました(写真上)。
また、参拝者の方々にも甘茶をふるまいました。
桜の花も盛りを迎えた感のある4月5日(日)、当山粉河寺の秋葉権現堂において、権現様の開帳法要を厳修いたしました。
(年一回の御開帳)
午前10時半よりが当山管長の逸木盛俊猊下読経をし、祈祷札にお加持をいたしました。
※秋葉大権現様は火伏せにご利益がある神様で、不動明王と烏天狗(からすてんぐ)を足して2で割ったようなお姿(写真下)をしています。
この神様は、昔、粉河周辺が鋳物作りの盛んな土地だったことから、火災を防ぐ目的で、江戸時代に静岡県秋葉山より勧請されました。
現在もこの辺りでは、権現様のお札を台所に貼り、出火を防ぐ風習が残っています。
※秋葉権現祈祷札は、粉河寺授与所にてお分けいたします。
〔お問い合わせは、0736-73-4830(AM:8:00~PM:5:00)までご連絡ください〕