明けましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
『除夜の鐘』
令和6年12月31日午後11時45分より当山管長の逸木盛俊猊下が「除夜の鐘」の第一鐘を打ち鳴らしました。
その後、一山住職並びに一般の参詣者の方々も続いて打鐘いたしました。
『修正会』
令和6年12月31日午後11時55分より、当山管長御導師のもと、旧年の悪習を正し、その年の吉祥を祈願する法要~修正会(しゅしょうえ)~を厳修いたしました。
『華道家元池坊の先生方が献華』
本堂に華道家元池坊の宮村由美先生が、丈六堂に兼崎順子先生と行武真由美先生が「迎春の花」を献華していただきました。
(献華:宮村由美先生)
(献華:兼崎順子先生)
(献華:行武真由美先生)
初詣の様子【元日撮影】
『大般若経転読会 並びに元三大師会』
1月3日午前9時より当山管長逸木盛俊御導師のもと、大般若経全600巻を僧侶7名で転読いたしました。
その後、 元三大師報恩法要を厳修いたしました。
『粉河高校野球部が奉仕作業を行ってくれました』
1月4日午前9時半より、地元の粉河高校野球部の生徒たちが、境内の清掃活動を行ってくれました。当日は、監督の富樫大地先生、部長の石戸辰弥先生、顧問の溝端浩一先生をはじめ3年生から1年生まで約30人が来寺され、境内の清掃活動を1時間行ってくれました。奉仕活動後は、当山逸木盛俊管長が生徒たちに激励と感謝の言葉をかけ、スポーツドリンクを手渡しました。
『初薬師』
1月8日午後2時半より、薬師堂において、当山管長の逸木盛俊猊下御導師のもと、初薬師法要を厳修いたしました。薬師如来は、眼病をはじめ様々な病気平癒にご利益のある仏さまで、年1回~初薬師~の日にご開帳しています。当日は粉雪の舞う寒さの厳しい天候になりましたが、お薬師さんのご利益を授かろうとたくさんの参拝者が訪れました。
法要後、参拝された皆様に、お餅をお配りいたしました。
当山粉河寺の地元粉河では、『童男さんの日は寒くなる』という言い伝えがあり、寒さの厳しい日になる事が多いのですが、本年の童男会(12月18日)は、まさにその通りの寒さになりました。
当日は年一回開帳される童男行者を参拝し、ご利益をいただこうと、たくさんの参拝者の方が早朝より途切れることなく来寺されました。
朝6時よりの開帳法要、昼1時半よりの月例法要、3時40分よりの閉帳法要は、何れも当山管長の逸木盛俊猊下ご導師のもと、僧侶や参拝者の方々が「観音経」をお唱えいたしました。
開帳法要の後は、けんちゃん料理とお赤飯を参拝者の方々に接待し、月例法要後は逸木管長が法話をいたしました。
また、閉帳法要後に童男行者御宝前にお供えしていたお袋詰めの餅を皆様にお配りいたしました。
(童男堂右手出現池に安置されている石造りの童男大士像)
大門をくぐり粉河寺境内に足を踏み入れ、暫くすると紅白の鮮やかな仏堂が左手に見える。延宝7年(1679年)に建立された童男堂である。
寺伝では、紀州藩の出である八代将軍吉宗の寄進とされ、昭和53年の半解体修理で往時の姿を取り戻した。
本尊は当山千手千眼観世音菩薩の化身である童男大士(童男行者)をまつり(写真下)、毎年12月18日の童男会の法要に併せて開帳される。
堂内の天井絵、壁画はどれも秀逸で、殊に欄間の彫刻の華麗さは一際群を抜いている。
去る11月20日(水)、粉河保育園のマラソン大会が、当山粉河寺で行われました。
当日は、肌寒い日にはなりましたが、子供たちは元気いっぱい境内を駆けまわりました。
マラソン後は、頑張った子供たちに園長の清原恵子先生がねぎらいの言葉をかけていらっしゃいました。