精霊送りの法要である不断経会を15日に厳修いたしました。当日は午後1時より午後5時までの間、参拝者の方々と共に観音経を読誦しました。
当日は、最高気温が35度を超える暑い一日になりましたが、たくさんの参拝者の方が、朝の4時から夜の10時まで新仏・水子・先祖供養等に訪れました。
粉河寺の施餓鬼は江戸時代より続く行事で、この地域に広く伝わる童歌にも謡われています。
~盆の九日 粉河の施餓鬼 親のない子は 水向けに~
参拝者の方は、本堂において水向け経木を書いてもらい(写真上)、本堂前の施餓鬼棚(写真ふたつ上)にて、樒(しきび)の枝で水向け供養を行いました。
※今年、初盆を迎える新仏さまの供養など、特別に供養したい仏さまがある方は、本堂内で僧侶が読経し、特別回向を行っています。
(写真上)は昨年の様子。
◎施餓鬼経木塔婆の総回向
8月10日午後1時より、粉河寺管長の逸木盛俊猊下ご導師のもと、施餓鬼会でお水向けいただいた経木塔婆を供養いたしました。